旅行に最適なクレジットカードの選び方とは?「旅行の達人」が旅行者のタイプ別に解説

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多くのクレジットカード(クレカ)には、旅行を充実させてくれる、さまざまな特典が備わっています。しかし世の中には、多種多様なクレカがあるため、どれを選べばよいか迷ってしまうこともあるでしょう。

著者であるわたしは、47都道府県を巡り、海外旅行の経験も多数あります。ひどいときには年の半分は旅先で過ごしました。
その経験を踏まえて、この記事では旅行者を4つのタイプに分けて、最適なクレカの選び方を紹介します。

自分の旅行のスタイルに近いものがあれば、参考にしましょう。

目次

【クレジットカードの選び方】旅行者のタイプ1:とにかく旅行を楽しみたい人

海岸でジャンプする男性

自分に最適なクレカは、旅のスタイルによって、ひとそれぞれ異なります。

とにかく旅行を楽しみたい人は、旅の目的や自分の趣味に対して、より多くの特典があるクレカを選びましょう。ここでは、いくつかの旅の目的や趣味を例にして、具体的なクレカを紹介します。

またクレカを選ぶうえで気をつけるべき点も解説します。

旅をよりよくしてくれる特典が備わっているカード

ここでは旅の目的や趣味ごとに、特典が付帯しているクレカを一部紹介します。

旅の目的や趣味ごと、おすすめクレカ(例)
  • ディズニーが大好きな人向けディズニー★JCBカード
    • 会員価格でディズニーホテルに宿泊できる。
    • 会員限定の各種イベントへの招待がある。
    • クレカデザインは、ミッキーマウスやドナルドダックなど好きなキャラクターや期間限定デザインから選べ、デザイン変更も可能。
  • USJへ頻繁に行く人向け年間スタジオ・パス・プラス VISAカード
    • クレカの年間利用額に応じて、さまざまな特典が受けられる。
      • 貸切イベントの招待
      • 人気アトラクションが待たずに利用できる
    • 「エクスプレス・パス」、などUSJの年間パスとクレカ(三井住友カード)が1枚になったカードであるため、自動更新により、年間パスの更新忘れを心配する必要もない。
    • 通常の年間パスの特典も利用可能。
  • サッカー代表の試合観戦を目的に旅する人向けSAMURAI BLUE カード セゾン
    • サッカー日本代表戦のチケットを、良席で優先予約できる。
    • サッカー日本代表の特別イベントへの招待がある。
      • 代表選手との特別イベント
      • 日本代表の練習ツアー
      • 試合前の選手に花道を作って出迎えるハイタッチキッズ(小中学生向け)
      • 選手入場時にピッチへ旗を持って入場するフラッグペアラー(小中学生向け)
    • カード利用額の一部が、サッカー日本代表の強化資金として寄付される。
  • 旅先で運転することが好きな人向けTOYOTA TS CUBIC CARD
    • 国内外のレンタカーが会員価格で利用できる。
      • トヨタレンタカー(国内):
        主要空港や駅を中心に国内1,100箇所に店舗があり、10%の割引料金で利用できる(ゴールドカードでは20%OFF
      • ハーツレンタカー(海外):
        全世界160ヵ国・約11,400箇所のどこの店舗で利用しても、10%の割引料金で利用できる
    • 国内での車両事故や故障の場合には、電話サービスやロードサービス、さらに付随費用補償サービスで、カード会員をサポートしてくれる。
      ※付随費用補償サービスの内容:代替交通費、トラブル当日の宿泊費、修理車両の移送費などを補償

上記で紹介したクレカは一例にすぎません。これら以外にも、さまざまな特徴を持つカードは数多くあります。クレカに備わる特典から、自分にあったカードを選ぶとよいでしょう。

コスパにも気をつけてクレカを選ぶ

クレカのなかには、会費を毎年支払わなければならないカードもあります。

豊富な特典が備わっているクレカを選びたいところですが、一般的にサービスや特典が多くなれば、年会費も高額になりがちです。このためカードに備わっている特典の利用頻度と年会費のバランスを考えなければなりません。

ここでは、プロ野球の読売ジャイアンツのファン向け「GIANTS CLUB G-Po JCBカード」というクレカを例に、説明します。

このクレカでは、会員限定でチケットの先行予約が受けられます。このため頻繁に球場で巨人戦を見に行っている人、チケットが取りにくい試合でも生観戦したい人には、最適なクレカといえるでしょう。一方で、このクレカには1,650円の年会費が必要です。このため数年に1回しか生観戦しない人には、クレカの年会費を払ってまで、チケット先行予約が必要かを考えなければなりません。

このようにクレカを選ぶときには、その特典を利用する頻度も考えるようにしましょう。特に年会費が高額なクレカの場合には、コスパも重視すべきです。

【クレジットカードの選び方】旅行者のタイプ2:海外旅行が多い人

空港に居る女性

海外旅行に行くことが多い人は、万一の病気やケガに備え、クレカに付帯している海外旅行保険の内容で選ぶこともおすすめです。

海外では、日本の健康保険証が使えません。また病院で支払う医療費も、日本と比べて、海外は高額になってしまいます。

どこくらいの費用が、実際には掛かるのですか?

旅の達人

もしアメリカ(ニューヨーク)で盲腸になってしまったら、これくらい費用がそれぞれ掛かります。
・救急車の利用:300ドル
 ※日本と異なり、海外での救急車の利用は一般的に有料
・初診料:150ドル~300ドル
 ※専門医の場合は約200~500ドル
・盲腸での入院・手術の費用:10,000ドル以上(1日入院の場合)

つまり1ドルが150円としたら、ニューヨークに旅行中に盲腸になってしまうと、救急車を呼んで治療するまでの費用は、最低でも1,567,500円も掛かってしまいますね。

このように海外で病気やケガになっても、海外旅行保険が付帯しているクレカを使って旅行していたならば、保険が医療費を保障してくれるため安心です。
このようなことから、海外旅行の多い人は、保障内容が手厚い保険が備わっているクレカを選ぶようにしましょう。

また飛行機を使った旅行では、欠航などによって、予定していた飛行機に搭乗できないこともあります。海外でこのようなトラブルに見舞われると、土地勘のない海外の空港で、立ち往生してしまうでしょう。しかしクレカのなかには宿泊費や食事代、予約していたツアーのキャンセル代を保障してくれる保険が備わっているものもあります。

このように海外旅行の多い人は、付帯保険の内容で、クレカを選ぶとよいでしょう。

【クレジットカードの選び方】旅行者のタイプ3:旅行に行く頻度が少ない人

旅行に行きたいと考えている女性

旅行は好きだが、実際に行く機会が少ない人は、普段使いでもメリットが多いクレカを選びましょう。

対象のコンビニやファストフード、スーパーマーケットなどで利用すれば、高い還元率でのポイントが付与されるクレカもあります。また対象のガソリンスタンドを利用すれば、割引価格で給油できるクレカもあります。

このような多くのポイントが貯められ、割引サービスのあるクレカでは、お金が節約できるでしょう。

貯まったポイント、あるいは節約できた費用は、次の旅行費用に活かせます。

【クレジットカードの選び方】旅行者のタイプ4:費用は抑えたいが、旅は楽しみたい人

バックパッカー

クレカの利用額に応じて受け取れるポイントを活用すれば、旅行の費用が抑えられます。このため、旅は楽しみたいが費用は抑えたい人には、カードのポイントプログラム(ポイントの内容)から、クレカを考えるのも一考です。

楽天グループでは、旅行者に便利なサービスを多数そろえているため、楽天ポイントが貯められる楽天カードはおすすめのクレカといえるでしょう。

旅行中に必要なものを楽天市場で購入すれば、購入した商品を宿泊するホテルへ発送することも可能です。このときの支払いを楽天カードで決済すれば、高い還元率でポイントが得られます。貯まった楽天ポイントは、楽天トラベルで以下の予約をする際に、費用の支払いに利用することも可能です。

  • 国内外のホテル
  • デイユースで利用できる国内の宿泊施設、日帰り温泉
  • 各種パック旅行(ANA楽パック、JAL楽パック、JR楽パック赤い風船など)
  • レンタカー、国内高速バス、航空機(海外)などの交通手段、など

飛行機を使って旅行することが多い人は、JALカードやANAカードを検討しましょう。これらのクレカでは、国内外の航空券と交換できるマイルが、多く受け取れます。

旅先でワンランク上のホテルを利用したい人には、マリオットボンヴォイ・アメックスカードやヒルトン・オナーズ・アメックスカードもおすすめです。いずれのクレカも、カードのポイントを使って、各グループの高級ホテルがおトクに利用できます。

このように旅費を抑えて旅行を楽しみたい人は、自分に最適なポイントプログラムが用意されているクレカを選ぶようにしましょう。

旅行に最適なクレジットカードの選び方は、旅のスタイルよって変わる

最適なクレジットカードを指さす男性

この記事では、旅行に最適なクレカの選び方を紹介しましたが、カードを申し込む際には注意すべきこともあります。

すでにクレカを持っており、新たにカードの追加を検討しているときは、違うカード会社のクレカを申し込むようにしましょう。
同じカード会社から新たなクレカを発行しても、ユーザーの支払い能力が変わらなければ、利用限度額は変わりません。つまり利用限度額が30万円のクレカを持っている人は、カードの追加発行をしても、すべてのクレカを合計した限度額は30万円のままです。支払い能力は、ユーザーの収入や借金などから判断されるので、これらが大幅に急変するケースは少ないでしょう。さらに同じカード会社が発行するクレカは、種類が異なるカードであっても、重複するサービスが多くなりがちです。

もし同じカード会社のクレカをすでに複数持っている場合は、不要なカードを断捨離した方がよいかもしれません。そのときは気に入った特典が備わっているカードだけを残して、他は解約しましょう。
日頃使わない不要なクレカは、盗難や紛失していても気づかないまま過ごしてしまうかもしれません。

旅行に最適なクレカは、旅のスタイルによって異なります。このため自分の旅行スタイルを考えて、多くのシーンでサポートしてくれるクレカだけを持つようにしましょう。

自分の旅をサポートしてくれるクレカは、よきパートナーになるはずです。そのような最高のパートナーとともに、旅に出ましょう。

わたしが現在利用しているクレカに入会した理由については、別記事にまとめています。クレカを選ぶうえで、わたしのケースを参考にしたい方は、こちらもご覧ください。  



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