トリップドットコム(Trip.com)の料金が、他の主要なホテル予約サイトと比較して安いケースは少なくありません。しかしあまりに安いと「本当に大丈夫か?」と用心深くなってしまいませんか?
用心深くなってしますと、価格が理由以外にも、運営会社の信頼性・過去のトラブル・サポート体制・予約時の注意点なども気になってしまうものです。
Trip.comでは航空機やレンタカーなどのさまざまな予約ができます。そのなかでも今回は著者がホテル予約に利用した実体験をもとに、メリットと注意点をまとめた記事です。さらにTrip.comの活用テクニックも紹介しますので、ホテル選びの際には、ぜひ参考にしてください。
- なぜ公式より宿泊料金が安いのか?
- 注意すべき落とし穴はないのか?
- メリットや効果的な活用方法とは?
本当にやばい?トリップドットコムの真実

Trip.comは、多くの観光客から知られている旅行予約サービスです。
どんなに有名なサービスであっても、初めて使うときには不安を感じる方も少なくないでしょう。
このサービスが安心して使える理由を説明します。
信頼性が高い世界的企業が運営

Trip.comは、米国NASDAQに上場して、国際的にも信頼されているTrip.com Group Ltd.が運営しています。
1999年に創業した同社はグローバルな事業展開を進め、現在では売上高74億ドルを誇る旅行会社です(※売上高は2024年12月末実績)。全世界39か国、170万を超えるホテルと提携して、会員4億人の旅行をサポートしています。
日本では2014年に日本法人が設立されました。東京・大阪・名古屋・福岡・北海道・沖縄に拠点を置き、日本全国をサポートしています。
過去にトラブルがあったことも

2018年に同社サイトで、存在しない部屋、あるいは満室なのに高額で販売する「空売り」が問題になりました。これに対してTrip.com日本法人では、公式に社内調査結果と改善策を発表して、空売りを防止するための新システム導入や販売業者への厳しい管理を実施したのです。このため現在では安心して利用できるサービスになっています。
掲載されている情報のなかには「キャンセル不可のホテル」もあるので注意しましょう。そのようなホテルに予約したあとでキャンセルして、トラブルになるケースは少なくありません。予約先のキャンセルポリシーを確認したうえで、ホテルの予約をするようにしましょう。
万全のサポート体制

24時間365日いつでも困ったときには、電話やチャットを通じて、カスタマーサポートへの問い合わせが可能です。
部屋を用意できていなかった場合には、ホテルと交渉してくれます。それでも確保できないときは、そのホテルもしくは近隣ホテルの同等グレード以上の部屋で宿泊できるように調整してくれるので、安心です。その際に宿泊料に差額が生じても、Trip.comが負担してくれます。
※引用:Trip.comのサービス保証
社員がオペレーターとして直接対応するため、トラブルが発生した場合でも部署間をたらい回しにされることなく、迅速な問題解決に向けて対応してくれます。
手厚いサービスがやばい!トリップドットコムのおすすめポイント3選

このサービスには、旅行者に向けて多彩な特典が用意されています。
著者であるわたしは2025年12月の東京旅行で、このサービスを利用してホテルを予約しました。その際に感じた「サービスの手厚さ」を紹介します。
ポイント1:安い宿泊料

第一のおすすめポイントは、割安な価格で、ワンランク上のホテルに泊まれる点です。
多くのホテルでは、自社公式サイトに「公式なら最安値」と記載していますが、一概にそうともいえません。Trip.comを使えば、公式サイトの価格よりも安い金額で泊まれるケースが多々あるからです。
今回の東京旅行では3軒のホテルに宿泊しましたが、どれも公式サイトよりも安い価格で予約できました。割安だからといって、滞在中にホテルのサービスに不満を感じることは一切ありません。
なぜ割安な価格でホテルの予約ができるのか、その理由を解説します。
企業の取り組みよって宿泊費が「安くなる」

Trip.comでは、以下の仕組みによって大幅なコスト削減が実現できています。
- 仕入れコストの低減:
単にホテルを紹介するだけではなく、Trip.comが各ホテルから定期的に一括で部屋を確保するため、安価な仕入れが可能 - 手数料が抑えられる企業構造:
世界最大級の会員数により大量の注文が発生するため、手数料を抑えても、企業として継続的に利益が生まれる構造ができている - 実店舗にともなうコストの削減:
街中に店舗がないため、価格へ転嫁される店舗運営コスト、店舗で働く社員の人件費が発生しない
さらにAIによる在庫管理(ホテルの部屋)や需要予測によって、リアルタイムな価格設定(ダイナミックプライシング)を実施しています。ダイナミックプライシングにより、利用客が少ないオフシーズンには、さらにお値打ち価格で宿泊できるでしょう。
セールやクーポンで、さらに「安くなる」

この旅行予約サービスではホテルとのタイアップ企画によって、セールの開催やクーポン配布が行われています。
例えば2026年の年明けには、宿泊代が最大50%OFFになる新春初売キャンペーンを開催するだけではなく、最大3,000円のお年玉クーポンも配布されました。
頻繁なセールやクーポン配布を可能にするホテルとのタイアップの多さも、リーズナブルな価格でホテルに泊まれる魅力のひとつです。
安値のサイトがあれば差額を精算してくれ「安くなる」

「安い」と思って予約をしたあとに、さらに安い価格を他のサイトで見つけて、がっかりするときはありませんか?
そのような場合は、そのサイトの画面をスクリーンショットで撮影して、Trip.comに送りましょう。この旅行予約サービスでは「最低価格保証」をかかげており、内容を確認して承認が下りれば、すぐに差額を返金してくれます。
わたしは、この手続きを深夜に行いましたが、1時間以内に差額を返金してくれました。

ポイント2:次回の宿泊代が安くなるTrip Coins

支払った金額に応じて得られるTrip Coinsは、次回以降の割引に利用できる会員向けのポイント制度です。
ホテル料金が、米ドル換算で$100(約15,000円)ごとに80Trip Coinsが付与される仕組みです。付与されたTrip Coinは、1Coin=$0.01(約1.5円)分として、次回以降の予約の際に利用できます($1=150円とした場合)。
15,000円のホテル代を支払えば120円分(付与率0.8 %)のTrip Coinsが受け取れるのです。
さらにチェックアウト後にホテルの感想を投稿すれば、追加でTrip Coinsがもらえます。指定のフォーマットに従って投稿すればよいため、1~2分程度の時間しかかかりません。
ポイント3:さまざまな特典のある会員プログラム

0.8%の付与率しかないポイント制度に、物足りなさを感じている方もいるのではないでしょうか?
ポイント付与率は会員ランクに応じて上昇します。会員ランクによっては、Trip Coins以外にさまざまな特典が用意されているので、下記の表で紹介します。
【Trip.com会員特典早見表(一部抜粋)】
| 会員ランク | シルバー 会員 | ゴールド 会員 | プラチナ 会員 | ダイヤモンド 会員 | ダイヤモンド +会員 |
| 会員条件※ | 初めての 利用 | 1件予約 | 3件予約 | 8件予約(最低金額$1,000) | $10,000利用 |
| Trip Coins 付与率 | 通常(付与率0.8%) | 通常から10%UP | 通常から30%UP | 通常から40%UP | 通常から50%UP |
| 無料eSIM 利用 | - | - | 1GB/3日分 | 3GB/5日分 | 3GB/5日分*2 |
| 電話・チャット 優先サポート | - | - | - | - | あり |
| ワンストップ VIPサービス | - | - | - | - | あり |
※会員条件は1年以内の利用実績
ホテルの利用に加えて、航空券・公共交通機関・レンタカー・e-SIM・現地ツアーの1年以内の利用実績に応じ、会員ランクはアップします。
わたしは昨年末までTrip.comを利用したことがありませんでしたが、年末に3軒のホテルを同時に予約したため、すぐにプラチナ会員になりました。現在ではTrip Coinsの付与率は1.04%(=0.8%×1.3) になり、無料eSIMの利用も可能です。

ポイント4:思わぬ「掘り出し物」が見つかる

このサービスでは、多くのホテルが掲載されているため、他サイトにはない「掘り出し物」に当たるときがあります。
都内のホテルの宿泊料は高く、中心地になれば価格は驚くほどの金額になります。
昨年末東京に行くときに港区内でホテルを探していましたが、どこのサイトを調べても、シングルルームで1泊の宿泊料が20,000円以上になるホテルばかりでした。しかしTrip.comで調べると、8,000円台の価格で泊まれるホテルが見つけられたのです。一般的なホテルと異なり、キッチンが備わっているマンスリーマンションのようなホテルでしたが、館内は清潔で快適に過ごせました。
このようにTrip.comでは、他サイトには載っていないお値打ちのホテルが見つかるかもしれません。

気をつけないとやばい!トリップドットコム4つの注意点

ここまでメリットを中心に説明してきましたが、Trip.comにも注意すべき点はあります。旅行のスタイルによっては、不便に感じるときもあるので気をつけましょう。
注意点1:突然価格が高くなっている場合がある

この旅行予約サービスでは、先述したようにダイナミックプライシングを採用しているため、さまざまな要因によって価格は常に変動します。
掲載されている料金が、数時間後には変わっているケースも少なくありません。場合によっては予約が埋まってしまい、希望のホテルが取れなくなってしまうときもあります。
このようなことにならないため、気に入ったホテルが見つかれば、早めに予約を入れましょう。
注意点2:現地払いやコンビニ払いができない

このサービスでの支払い方法は、クレジットカードやデビットカードでのオンライン決済、もしくはPayPayやApple Payなどのスマホ決済になります。掲載されている多くのホテルでは事前支払いが求められるため、予約の際にはカードの用意やスマホ決済の設定をしておきましょう。
注意点3:ホテルに相談事があるときは直接予約すべき

ホテルへ個別に要望がある場合には、直接予約したほうがよいでしょう。Trip.comでもホテルへの要望を連絡できます。しかし駐車場の確保、深夜のチェックインなどホテル側に対応可否の確認が必要な事柄は、直接ホテルに確認のうえ予約すべきです。要望が受け入れられた際には担当者の名前を確認しておくと、現地でのトラブル防止に役立ちます。
ホテルのサイト上では満室の場合でも、直接ホテルに電話をすれば予約が取れるときもあります。掲載している部屋数とは別に、ホテル独自で部屋を確保しているケースがあるからです。また満室であっても、キャンセル待ちの対応をしてくれるホテルもあります。
注意点4:ポイントを旅行以外でも使いたい方には、他の旅行サイトがおすすめ
Trip.Coinsは、Trip.comでの支払いにしか利用できません。しかし他の旅行サイトなら、普段の買い物やネットショッピングなどでも使えるポイントが受け取れます。Pontaポイントが付与される「じゃらん」、楽天ポイントが得られる「楽天トラベル」は一例です。
特にPayPayの利用が多い方には、Yahoo!トラベルがおすすめです。この旅行サイトでは利用額の最大10%分のポイントが付与されます。
※Yahoo!トラベル「『宿泊予約』でいつでもだれでも10%お得」
得られたポイントは、PayPayで「1ポイント=1円」として使えるうえ、有効期限もありません。
ホテル代が安くなるセールも定期的に行っているため、PayPayユーザーの方はYahoo!トラベルで予約した方が、トータル的におトクになるケースもあります。
トリップドットコムのメリットが爆増する!やばいクレジットカードとは

Trip.comの支払いには、さまざまなカードやスマホ決済が利用できます。そのなかでもセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード(セゾンプラチナ・ビジネス)での決済がおすすめです。
このカードを利用すれば、Trip Coinsに加えて、JALのマイルも高還元率で受け取れます。
セゾンプラチナ・ビジネスを使ってマイルを得られる方法に加え、このカードの魅力を紹介します。
セゾンプラチナ・ビジネスで決済すれば還元率2.225%でJALのマイルが得られる

還元率2.225%でマイルを得るために必要な手順は、2つだけです。
- Step1:下記のJAL予約サイトを経由してTrip.comでホテル予約をする
※日本航空株式会社「Trip.com(トリップドットコム)」 - Step2:支払いは、セゾンプラチナ・ビジネスで決済する
上記のStep1で説明した要領でホテルを予約すれば、100円ごとに1マイルが付与されます(還元率1%)。さらにStep2で紹介したセゾンプラチナ・ビジネスでのマイル還元率は1.125%です(SAISON MILE CLUBに加入している前提)。
この2つの手順だけで、Trip Coinsとは別に、還元率2.225%(=1%+1.125%)でマイルが受け取れます。
例えば上記の要領で60,000円分の決済をした場合には、320Trip Coins(約480円分)に加えて、1,275マイルが得られるのです。
多彩なメリットが備わっているセゾンプラチナ・ビジネス

セゾンプラチナ・ビジネスのメリットは、JALのマイルが高還元率で得られるだけではありません。国内主要空港のラウンジが無料で利用できるうえ、旅先でコンシェルジュサービスに相談すれば、郷土料理の名店を探して予約まで取ってくれます。
セゾンプラチナ・ビジネスは初年度の年会費が無料なため、試しに1年間使ってみて、自分のライフスタイルにマッチしたカードであれば利用を更新すればよいのです。
Trip.comとベストマッチなセゾンプラチナ・ビジネスを検討してみてはいかがでしょうか?
きっと思い出に残る旅行が経験できるはずです。
このプラチナカードは高年収でなくとも利用できます。以前わたしが年収300万円だったとき、このセゾンプラチナ・ビジネスに入会した話を別記事にまとめています。興味のある方は、こちらの記事もご覧ください。



