旅行にクレジットカードは必要!47都道府県を巡った「旅の達人」がその理由を解説

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読者のなかには、「支払いは現金で」と考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし実際の旅行でクレカ(クレジットカード)がなければ、不便なことばかりで、旅行が台無しになることもあります。

著者であるわたしは、国内外を巡り、年の半分を旅先で過ごしたこともありました。そんなわたしの経験を織り混ぜながら、この記事では以下の内容をまとめています。

この記事でわかること
  • なぜ旅行にクレカが必要か?その理由
  • クレカを旅行に持って行く際に注意すること

旅行を予定している人は、ぜひ参考にしてください。

目次

旅行でクレジットカードが必要な7つの理由

黒板に「なぜ」と書かれてある

JCBの調査によれば、成人のうち87%の人が、クレカを持っているとのことです。
※出典:株式会社ジェーシービー「JCBがキャッシュレスに関する 総合調査」

そのなかの多くの人は、以下のようなことを「クレカのメリット」と思っているかもしれません。

  • 現金がないときでも商品が購入できる
  • カード利用で得たポイントが買い物で使える

しかし旅行では、これらの点以外にもクレカには多くのメリットがあるため、旅行の必需品であるともいえます。

ここでは「クレカが旅行の必需品」である、7つの理由を解説します。
7つの理由のなかに、もし気づいていないことがあったなら、これまでの旅行で大きな損をしていたかもしれません。
今後の旅行に備えて、それぞれ確認していきましょう。

理由1:現金の盗難や紛失のリスクが減る

財布を盗む

旅行中は荷物をかかえて、さまざまな場所へ移動するため、現金の盗難や紛失のリスクが高まります。とくに海外は、日本と比べて治安が悪い地域も少なくなく、さらに盗難の危険性は高くなるでしょう。

しかしクレカは、盗難や紛失をしても再発行ができます。また自分のクレカが他人から不正に利用されたとしても、その支払いはカード会社が保障してくれるので、心配する必要はありません。

著者であるわたしは、以前旅先でクレカを紛失したことがありますが、すぐにクレジットカード会社へ連絡したため第三者に不正利用されることはありませんでした。盗難や紛失した場合、24時間365日、ほとんどのカード会社で受付を行っています。クレカが見当たらなくなり、探しても見つからないときには、すぐにカード会社へ連絡しましょう。

旅の達人

スマートフォンにクレジットカードのアプリをインストールしておけば、盗難や紛失したときでも、アプリを使って支払えますよ。

理由2:ホテルや飛行機がスムーズに利用できる

混雑している空港

事前にネット予約をする際にクレカで決済しておくと、スムーズにホテルや飛行機がチェックインできます。QRコードが発行される場合は、スマートフォンを使ってサクッと手続きができるはずです。支払いのたびに、窓口で現金を取り出す必要もありません。

クレカでの支払いが完了すれば確認メールがスマートフォンに届くので、「旅行用フォルダー」を作成しておき、届いたメールはそのフォルダー内にまとめておきましょう。QRコードが発行されない場合でも、そのフォルダー内にあるメールに記載されている予約番号を窓口に伝えれば、ホテルや飛行機へのチェックインも可能です。

旅の達人

これは以前わたしが飛行機を使って出張をしたときの話ですが…
交通状態のため空港バスが予定時間から大幅に遅れてしまい、搭乗受付の締切時間近くに空港へ到着したことがありました。しかし事前にクレカで決済していたためにスムーズにチェックインができ、搭乗予定の飛行機に乗り遅れずに済んだという思い出があります。

またホテルにチェックインするときに、大勢の団体客が宿泊手続きを行っているタイミングと一緒になったこともありました。しかしすでに料金を支払っており、わたしの住所や連絡先などの情報も登録済みだったため、混雑に巻き込まれずスムーズにチェックインができたこともあります。

クレカで事前決済をしておけば、このようなトラブルも回避できるでしょう。

理由3:旅費の管理が簡単

スマートフォンで旅費を確認する女性

現金での支払いでは、チケットや領収書などが紙で発行されます。しかし「紙」が多くなると、旅費の管理が大変になってしまいます。さらに旅先では、ふと見かけたアクセサリーや服が欲しくなることがあるかもしれません。

クレカを使えば、スマホアプリでカード会社からの請求予定額を確認できるので、旅費の管理が簡単です。またクレカのなかには、家計簿ソフトやスマホアプリに連携して、旅費が管理できるものもあります。

このようにクレカを利用すれば、使い過ぎないように管理できるでしょう。

理由4:旅行を快適にしてくれる特典やサービスが備わっている

コンシェルジュ・スタッフ

クレカには、さまざまな特典が備わっており、それらが旅行をよりよいものにしてくれるでしょう。

クレカと提携している企業のサービスを使えば、おトクな価格で利用できます。例えばレンタカーの利用料金を提携しているクレカで支払えば、割引価格で利用できるでしょう。
さらに一般カードよりもグレードの高いゴールドカードやプラチナカードならば、利用できるサービスも多くなります。

ここでは、これらのカードで利用できるサービスのなかから「空港ラウンジ」と「コンシェルジュサービス」を紹介します。

搭乗までの間くつろげる空港ラウンジ

ゴールドカード以上のカードならば、多くの場合、国内の専用空港ラウンジが無料で利用できます。搭乗までの長い時間を空港内で待たなければならないときでも、空港ラウンジで快適に過ごせるでしょう。

これは真冬の北海道へ出張したときの話です。搭乗予定の飛行機が遅れたため、空港内で長時間待たなくてはならなくなりました。そのときは新千歳空港内の専用ラウンジを利用したのです。おかげでホットコーヒーを飲みながら、ラウンジ内のWi-Fiと充電を利用して電子書籍を読み、暖かい部屋で搭乗時間まで待つことができました。

またプラチナカードでは、海外の空港ラウンジが無料で利用できるプライオリティ・パスが付帯されていることが一般的です。プライオリティ・パスで利用できる海外の空港ラウンジには、軽食やアルコールが無料で提供されることや、シャワールームが利用できることもあります。

ただし、このような空港ラウンジでは、同伴者の利用は有料になるクレカも少なくないので注意しましょう。

自分の意向合わせて旅行をサポートしてくれるコンシェルジュサービス

プラチナカードのなかには、コンシェルジュサービスが利用できるカードも少なくありません。

このサービスでは、コンシェルジュデスクに連絡をすることで、専門のスタッフが以下のサポートを行ってくれます。

コンシェルジュサービスのサポート内容
  • 旅先のホテルやレストランを調べて提案してくれる(ユーザーの同意があれば、代行して予約をしてくれる)
  • 飛行機やフェリーなど交通機関の予約をしてくれる
  • コンサートや舞台のチケットを手配してくれる
  • 旅先の観光地の紹介、旅行プランの提案や予約をしてくれる

プラチナカードを持っている友人が、日本人メジャーリーガーの試合を現地で観戦する話を聞いたとき、わたしはコンシェルジュサービスの利用をすすめました。チケットの手配だけではなく、日本から現地までの交通機関の説明と予約、野球場近くにあるホテルの確保までをコンシェルジュスタッフが友人に行ってくれたようです。行きたい場所があっても、そこまでの交通手段やホテルを調べるのは大変ですが、コンシェルジュスタッフは自分に代わって調べて予約までしてくれます。さらに海外で困ったことがあっても、日本語で相談に乗ってくれるため、外国でも不安になることはありません。

理由5:ポイントが貯まりやすい

手ののうえにあるポイント

旅行では航空券や鉄道などの運賃、ホテルや地元グルメの料金、土産物代などで普段よりも多くのお金を使うでしょう。このときクレジットカードで支払えば、その分だけポイントが得られるため、普段使い以上に多くのポイントが貯められます。

貯まったポイントは、ショッピングなどにも利用できますが、旅行で使ったカードの支払いに充当することも可能です。わたしは、この方法で旅費の支払い額を減らしています。

理由6:【国内旅行】現金払いと比べて便利なことが多い

日本庭園

国内の観光地では、最近クレカが便利に使える場所が増えてきました。

クレカで支払えるところが増えているだけではなく、バスや路面電車などでもカードのタッチ決済ができる公共交通機関が増加しています。つまりクレカがあれば、電車やバスを利用する際に、小銭を探さなくともスムーズに支払いができるでしょう。

レンタカーの利用の際に、支払いは「原則クレジットカード」としている会社が多く、店舗によっては現金払いを断られることもあります。

空港バスや長距離バスでは、ネット予約のときにクレカで支払っておけば、現金払いと比べて料金が安くなる場合もあります。実際にバスで熊本から宮崎に行った際、ネット予約のうえクレカで事前決済したおかげで、バス運賃が5%も安くなったことがありました。

このように国内旅行では、多くの場合で「クレカがないと不便」と感じるでしょう。

理由7:【海外旅行】現地で困ることが多い

海外のホテルフロント

海外に行く際には、必ずクレカを持って行きましょう。クレカがあれば、現地通貨に両替する必要はありません。これ以外にも、クレカがなければ旅先で困ってしまうことも多くあります。

国内旅行以上に、海外では「クレカは必須アイテム」です。ここでは、その理由を説明します。

ホテルやレンタカー利用の際に提示が求められることが多い

海外では、クレカが「支払い能力を確認するための身分証明書」として扱われることもあります。そのためホテルやレンタカーを利用する際には、スタッフからクレカの提示が求められることが少なくありません。クレカがなければ、ホテルの備品や車を破損した場合に、利用者に補償できる経済力があるかがわからないため、利用を断られることもあります。これはパスポートなどの身分証明書だけでは、ホテルや店舗側からは、その人の経済力や社会的信用力は確認できないからです。

以前わたしが海外のホテルでチェックインをしている際に、隣でクレカを持っていない人が手続きをしているときのことです。そのときはホテルスタッフから、宿泊するための保障金(デポジット)を現金で預けることを求められて困っていた、その人の姿が忘れられません。

海外では事前に料金を支払っていても、クレカの提示が求められることが多いので、必ずクレカを持って行きましょう。

海外で高額な商品の購入が難しくなる

海外でブランド品や貴金属、時計などを購入するために、現金を持って行くときには税関への申請が必要になります。申請がなければ、日本から100万円を超える現金を、海外に持ち出すことはできません。申請がないまま高額な現金を携帯していれば、税関に没収されることもあります。申請内容に不備があった場合も同様です。

家族旅行の場合に、家族で分け合って持っていても、ひと家族で合計100万円を超える現金を持っていれば同様に没収されます。

また目当てのものがなく、現金をそのまま日本に持って帰ろうとした場合でも、その国が定めた金額以上であれば、現地で申請をしなければなりません。

しかしクレカを海外旅行に持って行き、クレカで支払えば、このような手間や心配は不要です。
さらにショッピング保険が付帯しているクレカで支払えば、旅先で購入した商品が紛失や盗難にあっても、あるいは日本へ移送中に破損しても保険が保障してくれます。

海外でのケガや病気に備えられる

多くのクレカには旅行保険が付帯しており、旅行中に病気やケガになっても、保険が治療費を保障してくれます。

海外では、日本と比べて治療費が高額になるケースが多いので、気をつけなければなりません。例えばハワイで盲腸になれば300万円、救急車を呼ぶだけで10万円近くかかります。しかしクレカに付帯している保険は、これらの費用を保障してくれます。

旅行保険が備わっているクレカには、海外サポートセンターが設置されており、ケガや病気になった場合には日本語で相談に乗ってくれるため安心です。

旅先で現地通貨のキャッシングができる

海外で現金が必要になった場合に、日本国内の銀行キャッシュカードを持っていても、ATMでは引き出せません。日本の銀行が発行したキャッシュカードは、そのまま海外で利用できないからです。

このような場合でもクレカがあれば、海外でもATMでキャッシングができます。海外では24時間キャッシングができるATMも多いため、急に現金が必要になった場合でも心配はいりません。

旅の達人

キャッシングには手数料がかかりますが、両替時の手数料よりも、キャッシングの手数料の方が割安になることもありますよ。

このように海外で現金が必要な場合でも、キャッシングが利用できるクレカを持っていれば安心です。

ただし海外キャッシングには、気をつけなければならないこともあります。海外出張に一緒に行った同僚が、現地でキャッシングの利用ができなかったこともありました。同僚のクレカは、事前に海外キャッシングの手続きが必要だったにもかかわらず、手続きを行っていなかったからです。手続きの有無はクレカによっても異なるので、渡航前にカード会社へ確認しておきましょう。

注意が必要!旅行にクレジットカードを持って行くうえで気をつけるべき点

カードケースをスーツの内ポケットに入れる

前述したように、旅先でのカードの不具合に備えて、複数のクレカを持って行くことをおすすめします。それ以外に、旅先でレンタカーを利用する場合には、ETCカードを持って行くようにしましょう。

カード類が多くなったら、カード入れや小銭入れなどに、カードを分けておくようにした方が無難です。一つの財布に全て入れておくと、その財布が盗難や紛失をすれば、クレカ以外にも銀行のキャッシュカードや現金も失ってしまいます。このため「よく利用するクレカ」と「キャッシュカードや現金」は分けて管理しておくべきです。

ただし多少の現金は手元に持っておきましょう。
田舎の飲食店では、夜はクレカが使えるが、ランチではクレカでの支払いができないことも少なくありません。昼食抜きにならないように、数千円の現金は持っておくようにしましょう。

旅行にはクレジットカードを必ず持って行こう

旅行に持って行くクレジットカードを決める

この記事では、旅行でクレカを持って行くべき理由、そして注意点を解説しました。
クレカごとに、備わっているサービスや特典の内容は異なります。このため自分の旅をより良くしてくれるサービスや特典を提供してくれるクレカを申し込みましょう。
自分に最適なクレカは、旅のよきパートナーになってくれるはずです。

旅行に最適なクレカの選び方は、別記事にまとめています。クレカ選びの参考にしたい方は、こちらもご覧ください。   


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